Mrs.リカバリー

元美容師。統合失調症持ち。日々、自分の新しい生き方を模索しております。夫婦ふたり暮らし。30代、働く主婦の日記。

もし、私に障がい者の肩書きがなかったら。

一応、私は疾病を患った人の権利として、診断書を提出して精神障がい者手帳や障がい年金を受給しています。

時には雇用や自治体の支援も受けたり社会保障制度を受けています。

法的には障がい者という扱いもできるからなのでしょう。

 

もし自分が障がい者としての権利を使わなかったら・・・と考えてみました。

結論、少なくとも私の経歴だとめちゃくちゃ人生がハードモードです。

 

 

ここで個人情報を出してしまうと身バレの可能性が心配なので自己開示を控えめにして言ってみると、私は高校の時点ですでに統合失調症を発症していましたがなんとか現役で全日制の高校を卒業できました。

この時点でたぶん珍しい方でしょう。

それ以降は数ヶ月にのぼる長期入院や体調不良で学校の中途退学や長続きしない職歴ばかりで、一般的なケースモデルの人と社会で到底太刀打ちできません。

私の履歴書は傷だらけです。

少なくとも私は自分をそう思います。

 

経歴が一般的でない結果になった原因には私自身のパーソナリティもあるでしょうが、そこには努力ではカバーしきれないものがありました。

言い訳とかでなく、当事者になってみるとよくわかります。

 

障がい年金や障がい者雇用などの社会保障制度があるおかげで、自身のハンディキャップから社会的に救われる人も多いのではないでしょうか。

私は様々な社会保障制度で自分の生活を一般並みまで維持しています。

 

社会で自立するために利用しています。

 

自分自身がこれらの初回保障制度と社会福祉制度がなければ、就職は困難で多額の入院費用の返済や通院費に悩み、生活は困窮して人生に先が見えなかったであろうと思います。

元々、私はこれらの社会保障制度を遠慮していましたが、利用して一般生活ができるまで救われました。

受け皿があるというのはなんと恵まれたことだろうとありがたみを噛み締めています。

 

社会保障制度は怠慢や贅沢ではなく自立のため。

私はそう考えています。

 

 

読んできださりありがとうございます。