Mrs.リカバリー

元美容師。統合失調症持ち。日々、自分の新しい生き方を模索しております。夫婦ふたり暮らし。30代、働く主婦の日記。

看護師になれなくても、未だに看護師が好きです。

私は昔は看護学生でした。

看護師になりたかったけども、なれませんでした。

不幸自慢をしてもどうにもなりませんが、溜め込むのも辛いものがあります。

看護師について考えてしまって、よくモヤモヤするので。

 

 

素が甲斐甲斐しい性格なので、中学生の頃から看護師なりたい自覚がありました。

私は高校生の頃から進路は看護一択で、難しい看護大学に行って良い教育を受けたいつもりで、高校の文理分けでは理系に進みました。

いじめでの不登校や精神的な体調が優れないので、現役では進学はできませんでした。

持病の統合失調症で入院をした時に、看護師さんにお世話になった経験も私の看護師への憧れを明確にさせました。

 

それから私は自分なりに勉強をして、看護専門学校の合格を頂きました。

そうやってようやく、20代前半くらいで看護師の学校に入学できました。

 

おとなしいだけならまだしも、人間関係に疑心暗鬼になっていて、自分に自信もないしコミュニケーションもあまり円滑にできなかったので、看護学校では悪い意味で目立っていました。

自分のことを上手に伝えられないし、学校の皆んなが話すことがよくわからなくて、居場所もない状態でした。

意地悪な同級生から頼まれて断りきれずにトイレ掃除を1人でさせられたり、いつも一緒にいた友人だと思っていた人に古傷になったリストカットを告白したら傷口が浅過ぎて死ぬ気がなくて心が弱くて甘いと指摘されたり、啜り泣きをしながら看護学の授業を受けていました。

 

 

勉強は好きだけど、学校は好きじゃなかったです。

今思えば、看護師はなりたいだけじゃなれないのですよね。

せめてもう少し持病が回復してから看護師の夢に挑むべきでした。

あと、私も学校は選ぶべきでした。

 

そんな感じだったので休学などをしていましたし、看護専門学校を退学をしました。

 

 

 

後々、看護師の学校にいた経験があることを知る前に働いていた美容室の上司に「看護の才能もない。美容師の才能もない。なんの才能もない。」と私は罵られます。

しかも美容室のお客さんの前で。

それに指折りの仕草をしながら。。

美容室の上司曰く、そのお客さんはお得意さんだから少々酷いことを聞かせても大丈夫だそうです。

あと、上司は私が滅多と泣かないので、キツめのことを言ってもいいんだと、お客さん含めて皆んなに言っていました。

 

 

中学生の頃から抱いていた看護師への思いを、全て簡単に踏み躙られたようで悲しくなります。

美容室での余計な一言は胸をえぐりました。

 

私なりに看護師になりたくても状況もあったわけです。

私のことをわかってくれる人ばかりではないようです。

医療に纏わることに触れるとあの嫌な経験たちが蘇るようになりました。

胸が苦しくなります。

 

 

今でも看護師になりたいです。

誰かを助けられる人間になりたかったです。

アダルトチルドレンにそういうタイプがあるそうですが、人の役に立ちたいという気持ちは私の本心です。

 

 

 

 

読んでくださりありがとうございます。