先月は本を1冊も読めませんでした。
でも今月は1冊読むことができました。
高橋和巳 著の「子は親を救うために心の病になる」とかいう本を読みました。
チェンソーマンのコミックなら何冊も読みましたが、漫画なのでカウントせず。。
本によると、子どもの頃に心にあったものを削ぎ落として成人となると、一部に書いてありました。
私も子どもの頃に感じていた感覚を思い出す瞬間があります。
それは大人になった今では意図しては思い出せないものです。
先日、手紙を自分から自分に送る夢を見た時が、ここ最近の子どもの頃の感覚を思い出す瞬間でした。
私は社会に必要としない心の部分を削ぎ落として、成人の自分を作っている最中なのでしょう。
明日はいよいよ職場復帰です。
病院に指導していただいた隔離期間もすでに終了していますし、正直、今の生活に退屈さを感じています。
どうせなら有意義に過ごそうと、最寄りの本屋に行きました。
今日立ち寄った本屋もそうでしたが、本屋で頑張らないやり方に関するゆる〜い書籍を頻繁に見かけるようになりました。
私は、休日でも朝は決まった時間に起きなければ、その日の仕事はその日に終わらせなければ、出費は最小にするもの、何事からも学ばなければ、毎月1冊以上読書をせねば・・・
そんな意識高い系のことをよく考えています。
自分で意識高い系と言うのも烏滸がましいですが・・・
頑張らないってどんな方法なのか、私にはなかなかピンときません。
私の価値観では少なくとも頑張ることを善としていますし、百歩譲って生活はともかく仕事で頑張らないのは私が私に許しません。
その頑張らないとやらの価値観を知ってみようと思い、「あやうく一生懸命生きるところだった」という、頑張らないという内容の本を買いました。
ハ・ワン=文・イラスト 岡崎暢子=訳 の書籍です。
「頑張る」という言葉に神経質になったのは、本当にここ10年くらいの間でしょうか。
少なくとも私にとってはですけども。。
私は頑張れと自分に言い聞かせることはあっても、誰かに向かってなかなか言えないのですよね。
その頑張れという意味を他人に伝えたい時は、別の言い方か表現を使っています。
私のにわか知識ですが、特にうつ病の方にその声かけをすると、追い詰める結果になりかねないと聞いたので、簡単に使ってはいけない掛け言葉として認識しています。
ちょっと考えてみると「頑張る」という言葉って怖いですね。
この「あやうく一生懸命生きるところだった」を、面白そうなので読んでみます。
頑張る、頑張らない、ってなんだ?
読んでくださりありがとうございます。