Mrs.リカバリー

元美容師。統合失調症持ち。日々、自分の新しい生き方を模索しております。夫婦ふたり暮らし。30代、働く主婦の日記。

醜い涙。

私は紙に日記を書いています。

私はその日記を内省ノートと読んでいます。

その自分が内省ノートと呼ぶノートの一部を書き出します。

 

 

 

 

過去を振り返りました。

兄のこと。母のことです。

 

私はある日、いつものように兄の愚痴悪口を言っていました。

昔から私は兄と馬が合わずに喧嘩やすれ違いが多かったのです。

なので、頻繁に兄の愚痴悪口を母に吐き出して、その日も憂さ晴らしをしていました。

 

 

ですが、その日、母はいつもと違う切り口で私を諭しました。

「兄は一度も、妹である私の悪口を言っていないし、聞いてもいない。父も、母も、姉も、あなたが仲の悪いという兄も、お互いを信頼し合っているから、そんな愚痴悪口を言い合うことをしないのだ」と。。。

 

 

母はその場にいた姉と目を合わせて私に言いましたが、姉も疑う余地もなくそれが真実だと信じる目でした。

それは私の盲点でした。

 

 

私は自分が情けなくなり、泣いてしまいました。

その涙は自分のための涙でした。

なんとも説明できない感情と、理解の遅さが惨めでした。

 

 

私の醜い涙でした。

 

 

 

読んでくださりありがとうございます。